プレスリリース

中小規模病院、精神科病院特化型電子カルテ 「医次元カルテ」7月1日発売

2019年 7月1日
株式会社キャピタルメディカ

電子カルテに関するオウンドメディアを掲載したホームページ開設

※2022年5月9日株式会社キャピタルメディカは「株式会社ユカリア」に社名変更しました。

URL https://ijigen.jp/

 株式会社キャピタルメディカ(本社:東京都港区、代表取締役:古川 淳)は、7月1日(月)より『医次元カルテ』のサービス販売を開始いたします。『医次元カルテ』は「病院サイドからの視点で、必要なサービスを絞り、適正価格で提供」を基本コンセプトにした中小規模病院や精神科病院での運用に特化した電子カルテです。
 

 
 現在、厚生労働省や総務省が主体となり国も医療情報のデジタル化に積極的に取り組んでいます。
 そのなかでも医療情報の基幹システムとして重視されているのが「電子カルテ」です。各種データ活用や地域包括ケアシステムの構築、更には医療従事者の採用計画にまで電子カルテの有無は影響を及ぼしていて、経営戦略の観点からも導入の必要性は今後さらに高まる見込みです。
 しかしながら、2017年時点での導入率は、400床以上の大規模病院で85.4%であるのに対し、200床未満の病院では37%に留まっているのが現状です。(※1)
 
 キャピタルメディカが、約15年にわたり中小規模病院の現場に赴き経営・運営支援を行うなかで、グループ病院や大規模病院と比べて中小規模病院はスケールメリットが得られない、交渉のマンパワーが不足している、といった様々要因も重なり、コストが負担となり導入・運用に踏み切れないでいることがわかりました。
 その課題を解決するために、中小規模病院向けの電子カルテ『医次元カルテ』を開発いたしました。地域性や病院規模により、電子カルテに求めるニーズはそれぞれ異なります。『医次元カルテ』はキャピタルメディカが培った病院経営のノウハウを活かし、各々の病院の経営状況を鑑みた上で、本当に必要な機能を過不足なく搭載することができます。さらに従来のオンプレミス型の環境はもちろんのこと、クラウド型やサブスクリプション型といったご要望にも対応します。
 
 『医次元カルテ』はサポート体制も万全です。導入時の既存の部門システムとの連携構築は医療従事者の視点からサポート。さらに、導入後の運用支援サービスにも力をいれていてIT保守代行業務や医事課支援などのサービスをご用意。今後は、電子カルテの各種医療データを用いての経営分析BIツール(※2)もサービス提供していく予定です。
 このように万全の支援体制で電子カルテ活用を支援することで、医療の質を向上させ病院経営の高度化を目指してまいります。
 
※1 出展:医療施設調査(厚生労働省) 
※2 BI(Business Intelligence)ツール:蓄積された各種データを分析し経営に活かすツール
 
【製品名】中小規模病院、精神病院向け電子カルテ『医次元カルテ』

一般科病院用イメージ画像。精神科病院用とはインターフェイスが異なります

 
【主な機能】
 ■ オーダー    (処方/処置/手術など)
 ■ サブシステム  (診察券発行など)
 ■ 病棟機能    (入退院/部屋移動など)
 ■ カルテ機能   (オーダーカレンダー/入力支援など)
 ■ 看護支援システム(看護計画/空床管理など)
 ■ 調剤部門システム(処方連携/注射連携など)

【サポート】
 ■ 障害対応    (24時間365日対応オーダー)
 ■ リモート保守  (トラブルの即時対応)
 ■ 経営分析BIツール(経営分析データの見える化)
 ■ 医事課支援   (診療請求サポートなど)
 ■ IT保守支援   (システム管理代行業)

BIツール活用イメージ

【サービス形態】
 ■ オンプレミス型
 ■ クラウド型
 ■ サブスクリプション型

【ホームページ】 https://ijigen.jp/
 概算費用や、電子カルテに関する情報を掲載したオウンドメディア「IJIGEN MEDIA」など