病院経営サポート

建物の老朽化で患者が来ない

建物の老朽化で患者が来ない

築30年の病院建築が経営に及ぼす様々なリスク

 日本の病院施設数・病床数のピークは1990年代前半。当時建てられた多くの病院施設が2020年現在、築後30年を越えています。(参照:病院経営虎の巻 病院経営~虎の巻~始まります!(下)

 病院施設の老朽化は見た目や耐震性だけでなく、雨漏りなど衛生面の心配もあります。患者さんへの悪印象は勿論、当時の間取りや材質では最新の医療機器を導入できないなどの制限もあり、職員の作業効率や新規採用にも影響を及ぼします。

病院の建て替えは一大プロジェクト

 2010年以降、多くの医療機関が老朽化に伴う建て替えを行ってきました。ほとんどの場合、建て替え中といえども病院運営を中止することは難しく、現在の施設を残したまま新棟を建てるか、旧棟を建て直す間の仮施設を作らなければなりません。従って病院施設の建て替えには建築費だけでなく新たな土地取得費用、ベッドなどの設備や医療・検査機器更新など、莫大な資金が必要になります。

 他にも多ければ何百人にも及ぶ入院患者をどう移動するのか、通常業務をこなしながらどうやって新棟の準備をするのかなどオペレーション面でもクリアしなければならない問題は山積み。それほど、建て替えは一大プロジェクトであるにもかかわらず、病院建築に関する専門知識を有した人が自院にいることは稀です。何から手を付ければよいかわからず、足踏み状態となり老朽化が加速する、そんな悪循環に陥っている医療機関は少なくありません。

病院施設老朽化に関する事例

建て替えに踏み切れないC病院さま

建て替えに踏み切れないC病院さま1

 築40年になるC病院さまは、常々雨漏りなどの老朽化が問題になり、建て替えを検討しながらも実行に移せずにいました。理由は約400床もある病棟規模。

 建て替えようにも現在の規模では莫大な資金が必要になる上、近隣での新しい用地取得は物理的にも難しい立地でした。そうこうしている内に病院経営にも影響が出始め、収益は下落していく一方に。建て替えはより一層難しくなってしまったのでした。

  • 問題点
  • 約400床の大規模病棟
  • 隣接用地がない立地条件
  • 建て替えのタイミングを誤り、老朽化の弊害により収益が悪化、資金調達が困難に

C病院さまの「あるべき姿」とは

建て替えに踏み切れないC病院さま2

 資金調達のためには、まず現在の経営状況がある程度 健全でなくてはなりません。

 そこでキャピタルメディカのコンサルタントが病院の経営分析とその時点で可能な限りの経営改善を行い、並行して、病院建築サポートチームが現在の敷地内で病院施設を分割して、一般病棟を将来的にニーズが高まる療養病棟に転換するなど機能を分散しながら、段階的に建て替える計画をご提案。

 改善した経営実績と徹底的にコストダウンした建て替え計画を元に、フィナンシャル・サポート・チームが必要な資金調達を実行しました。

  • 建て替え前の経営改善コンサルティングの実施
  • 病院機能を停止しない敷地内での段階的な新築計画
  • 病院建築の専門スタッフによる徹底的なコストダウン
  • 改善実績と実現可能な建て替え計画を元にした資金調達の交渉・実施代行
  • 建て替え前からの新棟を活用した新体制へのシフトをサポート
結果
病院と経営の建て直しに成功!