病院経営サポート

人が採用できなくて業績が悪化した!

人が採用できなくて業績が悪化した!

病院経営を圧迫する人件費

 医療機関に経営課題についてアンケートを取ると、「人事採用」は必ず上位に入ってきます。それもそのはず、通常医療機関は一定数の医師や看護師などの医療資格者がいないと、病院運営ができない「標準配置基準」というものが医療法にて定められているからです。(参照:病院経営 ~虎の巻~ 病院事業5つの特性(上)

 病床を有する医療機関は365日24時間(夜勤)運営を続けるため、人員配置に欠員がでないよう気を配っています。それでも欠員が出る場合は、高額な報酬を払って外部の医療資格者を臨時雇用しなければなりません。新規採用が決まらず臨時雇用が長期に及ぶと、あっという間に莫大な人件費となって経営を圧迫します。

 医療機関において「人が採用できない」ことは、病院運営を継続できない大問題であると同時に、経営を傾ける恐るべき由々しき事態なのです。

病院経営と人事採用に関する事例

就業規則・給与規定の刷新で経営改善

看護師が確保できないB病院さま

 近隣地域に他の医療機関がないB病院さま。人口は決して多い地域ではありませんが、複数の診療科と100床以上のベッドを持った地域の中核病院なのに、新しい看護師を採用できないどころか、年々辞めていくばかり。採用募集の提示給与も上げてみましたが、効果は出ませんでした。

 ご相談を受けたキャピタルメディカのコンサルタントが現地でヒアリングを行ったところ、B病院さまは開業以来、十数年に亘って就業規則や給与規定の改定がなかったことが判明。どんなに良い規則・既定でも、十数年間の国や経済、世情の変化に適応していないのは現実的ではありません。

 つまり看護師が採用できなかったのは採用条件ではなく、B病院さまの就業環境が同業者ネットワークで広まり、敬遠されていたからでした。

  • 問題点
  • 現職看護師の離職を放置している
  • 採用に力を入れても新規の看護師が集まらない
  • 看護師不足により、患者の受け入れを制限せざるを得ない状態
  • 就業規則・給与規定が現状にそぐわず、職員のほとんどが不満を抱えている

B病院さまの「あるべき姿」とは

 コンサルティングの結果、B病院さまの根本的な問題は「新規採用」ではなく「離職率の高さ」と考え、人事トータルサポートによる人事支援を開始。就業規則・給与規定など人事制度を時代と地域に合った内容に刷新し、現職員に適用しました。

 新規採用も採用ホームページ『ユカリア人事』を導入し、その後も採用コンサルティングによる定着、離職防止施策を実施すると共に、病院規模に相応しい人員が揃った状態での診療・病棟運用計画を整備しました。

  • 各部署の職員の不満を根気よくヒアリングし、戦略の説明と近い改善を約束。離職に一定の歯止め
  • 就業規則と給与規定の改定
  • 新規採用の強化。『ユカリア人事』で専用Webサイトを開設
  • 人員が揃ったところで新しい診療・病棟体制をスタート
結果
病院規模に相応しい患者受け入れが可能となり、経営状態も回復した