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キャピタルメディカ STORIES

YAOKI、学会発表に力をいれています!

こんにちは、キャピタルメディカです。
医療やビジネスのゲンバから様々な情報を発信する『キャピタルメディカSTORIES』。

今回ご紹介するのは株式会社YAOKIが運営している岡山県岡山市にてサービス付き高齢者向け住宅「アップルウッド西大寺」。

今年から学会発表を積極的に行っています。

7月の【第21回日本医療マネジメント学会学術総会】でのポスター発表に続いて

今月は【第47回日本救急医学会総会・学術集会】に登壇して発表を行いました。

演題は
「在宅施設で気管切開チューブの抜管は可能か?~アップルウッド式抜管プロトコールの検討~」

「アップルウッド西大寺」ではキャピタルメディカグループの病院経営・運営支援の経験を活かし、オリジナルリハビリテーションプログラム『活性化ケア』を開発し、寝たきりから自立までのレベルを0~10段階に分類して可視化。医療・リハビリ・介護の各サービスを継続的に提供する体制を整えています。

当初より医療対応が必要な重度な方を中心に受け入れていますが、気管切開状態での入居者様も増加しています。気管切開チューブがあることにより日常生活で様々な制限を余儀なくされてしまいます。それゆえ抜管が必要となりますが、病院では種々のプロトコールを活用して抜管しているのに対し、訪問診療医による在宅施設での抜管についてはプロトコールの紹介や症例報告がないのが現状です。

そこで安全な在宅施設での抜管を可能にするため、在宅施設における気管切開チューブ抜管について独自のプロトコールを作成し、現役医師を含めた気道管理チームを結成しました。

『アップルウッド式抜管プロトコール』にの命題は2つ。
①病院で施行されているレベルの抜管基準を担保する
②施設のベッドサイドで行える検査や処置を逸脱しない

まず病院のICU(集中治療室)で主に導入されている呼吸器管理指針「ABCDEFバンドル」に則った抜管基準を策定しました。

さらに、ベッドサイドで可能な検査として咳最大流速測定を追加しさらに安全性を高める取り組みを行いました。

一例として下記症例をご紹介します。

【症例】
50代女性 脳出血からの回復期に気管切開状態となり「アップルウッド西大寺」に入所
◎「活性化ケア™」フェーズ: 入所1か月~10か月
 運動機能改善を中心に行い、「活性化ケア™」区分レベル3の状態からレベル8まで改善。

◎食事改善フェーズ: 入所11か月~16か月
 食事を経口摂取できる状態へと改善。

◎気切抜管フェーズ: 入所17か月~37か月
 言語訓練を行い、プロトコールに沿って観察を行い、医師を中心とした気道管理チームを発足し抜管まで実施。

◎ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)フェーズ 入所38か月~
 抜管後、約1ヶ月で気切部の穴が閉じ、個別入浴が可能となり、現在まで経過は順調。

発表後には、
「入院日数減少の中、全国に欲しい取り組みですね」
といったポジティブな意見が聞かれました。

現在、サービス付き高齢者向け住宅のような在宅施設の入居者は重症化の傾向にあり、今後も重度の要介護者割合が上昇することが予測されています。

『アップルウッド式抜管プロトコール』は今後も症例数を重ね、検討を継続し再び学会にて発表を行う予定です!

ゲンバからは以上です。

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