Capital Medica

JP

EN

キャピタルメディカ STORIES

TOP対談イベントレポート③~自走するコミュニティの条件 編

こんにちは、キャピタルメディカです。
医療やビジネスのゲンバから様々な情報を発信する『キャピタルメディカSTORIES』。

今回はTOP対談のレポートの最終回をお届けします。


古川:
ところで作家とドクター、どちらもある種の‟異能人材”との関係構築が大事ですが、作家とのコミュニケーションで気を付けていることはありますか?

佐渡島:
「本音に気づく」ようにしています。
漫画などの作品は、ほぼ作家の体験とリンクしているものなのので、彼らの本音が描かれていないと面白くない。
新人作家には「自分の腹の底が反映されてないのでは?」とよく指摘しています。「そこまで描いちゃっていいんですか?」と驚かれますが、読者が共感するのばまさにその部分です。
一方でベテランは本音を巧みに反映するので「よく本音をこんな形で表現できますね!」と称賛したり。
そうしていくことで作家陣からは「ここまで自分を理解している人になら、プロデュースを任せよう」と思ってもらえます

古川:
なるほど。私もドクターの前でもっと自分を出さなくてはですね。
アプローチは違えど病院をよくしたいという思いは同じなのだから、よりよいコミュニケーションができると思います。

——佐渡島さんが主催しているオンラインサロン「コルクラボ」のコミュニティも本音を言い合うような関係なんですか?

佐渡島:
「コルクラボ」の行動方針は
1.自分の安全安心を知る
2.自分の言葉を紡ぐ
3.好きなことにのめりこむ
4.人の頼り方を知る

です。

—1.の「自分の安全安心を知る」、とはどういうことでしょうか?

佐渡島:
人間の能力はリラックスと緊張のバランスが整ってる時に一番発揮されると思っているのですが、健康でないとそのような状態は保てないし好きなことについて考えられないですよね。
「コルクラボ」を始めてみたらピカピカの経歴の人達が集まったんですが、よくよく聞いたらギリギリの精神状態でがんばっている人も結構いたんです。
そこで「コルクラボではもっと本音や感情を出してみたら?」と提案しました。
本音を出してもらうからには、コミュニティの安全安心は確保しました。

するとだんだん「まわりに助けてもらって心がとても楽になった」という人が現れ、自分の‟好き”にのめりこむために行動したり発信したりする人が出てきて・・と良いサイクルが生まれました。
今ではもう自走するコミュニティとなっています。当初はある意味‟佐渡島ファン”で構成されていたのですが、今では入会する時にはじめて私の存在を知る、という人もいます(笑)

古川:
自分が何が好きなのかを気づいて、突き詰め、共有できるコミュニティがあるのは大事ですね。
今日の場もその役割を担っていると思います。私も人が喜ぶのを見るのが本当に好きなんだなとこの場で改めて気づきました。なのでそれを突き詰め、もっともっと人を喜ばせたいです。

佐渡島:
「何をするか」も大事ですが「どんな人と出会うか」で人生の楽しさが変わると思います。ぜひ出会いを大切にしてください。
病院も医者と患者がハッピーになるためのマッチングサービスがあっても面白そう。

古川:
アイデアがつきませんね(笑)。
今日の出会いも皆にとって有益なものになったと思います。どうもありがとうございました。

医療業界にも造詣が深い佐渡島さんのお話に時間はあっという間に過ぎてしまいました。
その後の懇親会にもご参加いただき、個別に質問受け付けたりりして盛会のうちにTOP対談イベントは終了しました。

佐渡島さん、改めてありがとございました。

ゲンバからは以上です。

Capital Medica