Capital Medica

JP

EN

キャピタルメディカ STORIES

TOP対談イベントレポート①~正しい仮説の立て方とは!? 編

こんにちは、キャピタルメディカです。
医療やビジネスのゲンバから様々な情報を発信する『キャピタルメディカSTORIES』。

先日、キャピタルメディカでは社内イベントとして、ゲストにクリエイターのエージェント会社の㈱コルクの佐渡島庸平代表をお招きし、古川代表との「TOP対談」を行いました。


 
【ゲストの佐渡島 庸平さんご紹介】
株式会社コルク代表取締役会長。2002年講談社入社。週刊モーニング編集部にて、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)などの編集を担当する。
2012年講談社退社後、クリエイターのエージェント会社、コルクを創業。著名作家陣とエージェント契約を結び、作品編集、著作権管理、ファンコミュニティ形成・運営などを行う。従来の出版流通の形の先にあるインターネット時代のエンターテイメントのモデル構築を目指している。

コルクに在籍している羽賀翔一さんが漫画を担当した『漫画 君たちはどう生きるか』は200万部を超え2018年書籍売上NO.1となったも記憶に新しいですね。
佐渡島さんご自身も『ぼくらの仮説が世界をつくる』や『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜』他、著書も多数あります。

今回はその様子を3回に分けてお伝えします!

——当イベントを告知した途端、週刊モーニング愛読者や佐渡島さんが大規模セミナーで登壇されていることを知っている社員から「なぜ、佐渡島さんがキャピタルメディカのイベントに来てくれるの!?」というお問い合わせが多数ありました。古川代表とは長年のご友人だと伺っています。

古川:
佐渡島さんがコルクを創業されて間もないころ、共通の知人のワイン会で会ったのが最初でしたね。それ以来、キャピタルメディカをどうやって社会に発信すればよいかよく相談しているんですよ。

佐渡島:
古川さんに初めて会ったときは医療系のビジネスをしている人には見えなかったです(笑)
でも話を聞いてみると、世の中に役立つ様々なサービスを提供している会社だなと思いました。
漫画業界や、飲食業界では「職人的」である人達が長い間尊敬されてきました。そのような方のなかには‟利益を追求することは悪いこと”だと思っている場合もあります。
でも、経営を改善し利益を再投資することでより良い環境を作ることは良いことのはずです。
医療業界も同じですよね。しかも衣食住が整っている日本のような国において医療は最も重要なインフラなはず。
その資源が効率的に使われないのは社会発展の妨げです。古川さんはその改善に真正面から取り組んでいるのが素晴らしいですね。

古川:
そう思ってくれているなんて、嬉しいです(笑)

——佐渡島さんは『ぼくらの仮説が世界をつくる』という仮説についての著書をお持ちですが、佐渡島流の仮説の立て方のコツのようなものはあるのでしょうか?

佐渡島:
まず、「仮説を先に立てる」ことが重要なんです。多くの人はファクトベースで考えています。
単純な例でいうと、東西南北どちらかに進む際にはまず「北に行く」と決めて、それから情報を集めていく。
その途中で「やっぱり北に行くのはやめよう」という決断をすることもあり得ますよね。
一方まず全方位の情報を集めるとなると、人間は自分にとって都合のよい情報が目についてしまうもの。しかも世の中に出ている情報は全て過去のものですよね。そうなると前例踏襲になりがちで、新しい発想が生まれにくい。

【情報集める】⇒【仮説を立てる】⇒【実行する】ではなく

【仮説をたてる】⇒【情報を集める】⇒【仮説を再構築する】⇒【実行する】

という順番が良いんです。

古川:
なるほど。仮説を実行に移す際はどんなことを意識しているんですか?

佐渡島:
現在地から近いところの変化に向けて実行するということです。
必ず障害があって停滞する時が来ますがそれを改善し、また近いところの変化に向けて仮説を立てて実行する。その繰り返しです。
逆にこの日々の小さな改善を経ずに、いきなり大きな変化に向けて動き出すと、何が障害なのかすら気づけず失敗すると思います。

古川:
小さなモディファイが大きな変化を生み出すということですね。

佐渡島:
その通りです。
昨年末より「時代にハマるコンテンツ」づくりを実現させるべく『ドラゴン桜』の主人公・桜木建二のVtuber(バーチャルユーチューバー)プロジェクトを立ち上げました。
登録者10万人を目指して色々と挑戦していますがターゲット層と我々の年齢にも開きがありますし、なかなか難しい。
でも試行錯誤してアップしてフィードバックをもらいまたアップする。その繰り返しです。「やってみないとわからない」を日々実感しています。

桜木建二の「ドラゴン桜チャンネル」はこちら

佐渡島:
このように日々の改善を繰り返していても、どうしても解決方法が見いだせない時期が出てきます。
その時期は本当に悔しいし苦しいですよね。
でもそれを時間をかけて乗り越えた時にこそ大きな飛躍があって、気づいたらすごい遠いところに来てると思います。

古川:
いわゆる「踊り場」というものですね。この「踊り場」をいかに対処するかが経営では大事ですよね。
現在もキャピタルメディカでは様々な医療周辺サービスを開発していますが大きなチャレンジです。
様々なハードルがありますが、病院の経営を効率化させるため、不便を解決するために、まずできることを実行し、小さな改善を繰り返しビジネスモデルを確立していきたいと思います。

次回、「変化する病院の役割編」に続きます。
ゲンバからは以上です。

Capital Medica