プレスリリース

オンライン共有された処方箋を基に処方薬をご自宅に配送する『遠隔型調剤薬局サービス クスリオ』のサービス開始 ~eファーマシー事業に参入~

2022年4月7日
株式会社キャピタルメディカ

※2022年5月9日株式会社キャピタルメディカは「株式会社ユカリア」に社名変更しました。

 株式会社キャピタルメディカ(本社:東京都港区、代表取締役:古川淳)は、2022 年4 月 より、『遠隔型調剤薬局サービス クスリオ』(以下、『クスリオ』)のサービスを開始しました。
 『クスリオ』は、全国の病院で出された処方箋を、利用者がLINEで薬局に共有することで、処方薬をご自宅にお届けするサービスです。
ロゴ_クスリオ
 海外では「eファーマシー」と呼ばれるこの遠隔型調剤薬局は、足元では欧米中心に積極展開され、世界的にみても今後数年間で二桁台の年平均成長率が期待されると言われています。日本でもオンライン服薬指導は既に解禁されており、現状は電話やビデオ通話での服薬指導を受けることで処方箋の原本無しで薬の処方が可能となる時限的措置(0410対応)が取られています。当社では、協業先の株式会社ケンコーエクスプレスと共に調剤薬局「ケンコーエクスプレス薬局」を2022年2月1日に開局し、業務プロセスの構築やLINE公式アカウントの整備などのテスト運用期間を経て、4月のサービス開始に至りました。
 
 今回『クスリオ』のサービス開始により、当社は「eファーマシー」事業に本格参入いたします。その背景として、当社はこれまでにCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)陽性患者受け入れを表明した民間病院のコロナ病棟開設および運用のコンサルティングをはじめ、2020年5月には民間企業や団体へCOVID-19対策に関するアドバイザリーサービス『新型コロナ トータルサポート』を提供、2021年6月には『職域接種サポートサービス』などを提供してまいりました。この度の『クスリオ』のサービスの提供により、長引くコロナ禍で外出や薬局での長時間待機を控えたいというご要望に応えてまいります。
 さらに『クスリオ』では自社開発した顧客管理システムを導入し業務効率化に取り組んでおり、知見を蓄えることで日本での「eファーマシー」事業の整備、発展へ貢献してまいります。4月のサービス開始後も引き続き利用者からのご意見、ご要望に基づき、随時サービス機能の改修や更なる機能追加を行うことでサービスの利便性の向上に努め、今後は、処方薬に加えOTC医薬品(Over The Counter:オーバー ザ カウンター、処方箋不要の医薬品)の展開など、利用者向けサービスの拡充を視野にいれています。
 
■『遠隔型調剤薬局 クスリオ』概要
『遠隔型調剤薬局 クスリオ』概要
<利用方法>
①病院で処方箋を受け取る
②利用者が『クスリオ』のLINEアカウントから処方箋を共有(原本は後日提出)
③協業先の㈱ケンコーエクスプレス「ケンコーエクスプレス薬局」の薬剤師がビデオ通話で服薬指導
④薬剤師が調剤
⑤「ケンコーエクスプレス薬局」から処方薬を指定の住所へ配送
 
※ご利用には事前登録(無料)が必要です
※お支払いは、代引き、各種クレジットカード、後払いより選択できます
 
■『遠隔型調剤薬局サービス クスリオ』サービスサイト 
 URL: https://kusurio.com/
『遠隔型調剤薬局サービス クスリオ』サービスサイト
 
公式LINEアカウント■公式LINEアカウント
 アカウント名:ケンコーエクスプレス薬局
 @kusurionline
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