プレスリリース

経済産業省委託事業 平成26年度 医療機器・サービス国際化推進事業 「インドネシアがん化学療法センター実証事業」の最終報告完了

株式会社キャピタルメディカ
代表取締役 古川 淳

経済産業省委託事業 平成26年度 医療機器・サービス国際化推進事業
「インドネシアがん化学療法センター実証事業」の最終報告完了

※2022年5月9日株式会社キャピタルメディカは「株式会社ユカリア」に社名変更しました。

 株式会社キャピタルメディカ(本社:東京都港区、代表取締役:古川 淳)は、経済産業省からの委託事業として「インドネシアがん化学療法センター実証調査事業」を推進して参りましたが、この度、最終報告を実施しましたのでお知らせします。

 

「インドネシアがん化学療法センター実証調査事業」は、キャピタルメディカを代表団体とするコンソーシアム形式で、双日株式会社、株式会社DIC等と協業し、インドネシアのOMNI病院において画像診断及び日本式化学療法の導入実証を行いました。

 

インドネシアにおけるがんの死亡数は近年増加しています。しかし、がんの早期発見から総合診療までの医療の提供体制は未だ確立していません。本事業では、日本の質の高い画像診断システム及びがん化学療法運営システムをOMNI病院に導入し、その有用性について実地検証を行ないました。具体的な実施項目は以下の通りです。
(1) 日本人医師による遠隔画像診断(セカンドオピニオン提供)の実施
(2) 化学療法の治療プロトコル・計画書の策定支援
(3) 抗がん剤の準備から患者への薬剤投与、そして副作用対策までの一連の工程を日本式で実地検証
(4) 日本式医療の理解を深めるため、OMNI病院の医師、看護師、放射線技師等を日本に招き、鎌ヶ谷総合病院、東札幌病院をはじめとする6病院で研修の実施

 

キャピタルメディカは引き続きインドネシアのローカルマーケットに適合する日本式医療の提供体制を模索するとともに、がんの早期発見から治療までがんの総合診療サービスを提供するがんセンターの事業化につき検討を進めていきます。

 

【遠隔画像診断システム導入(OMNI病院)】

【日本での研修の様子】

【報告会の様子】

なお、本調査事業の最終報告の詳細については、経済産業省およびキャピタルメディカのホームページに追って掲載されます。

 

【株式会社キャピタルメディカ】
所在地: 東京都港区虎ノ門1丁目2-3 虎ノ門清和ビル10 階
事業内容: ヘルスケアセクター向け運営・経営支援業務
資本金: 1,355.5 百万円(2015年1月現在)
ホームページ: https://eucalia.jp/wp-eucalia/

資料:「インドネシアがん化学療法センター実証事業」の概要

※資料をダウンロードしていただけます

 

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社キャピタルメディカ 経営企画部 中村健太郎  電話番号 03-5501-2206