プレスリリース

「アタマカラダ!ジム」新バージョン4月1日発売

2019年3月25日
株式会社キャピタルメディカ

軽度認知障害(MCI)早期発見&認知症発症リスク低減プログラム
「アタマカラダ!ジム」新バージョン4月1日発売

※2022年5月9日株式会社キャピタルメディカは「株式会社ユカリア」に社名変更しました。

 株式会社キャピタルメディカ(本社:東京都港区、代表取締役:古川淳)は、軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)の早期発見テスト及び認知症リスク低減運動プログラム『アタマカラダ!ジム』の新バージョンを4月1日より発売開始いたします。
 
 第3弾となる今回は、本プログラムをご利用いただいている多くの介護施設職員様、利用者様の声を反映し、操作性・トレーニング内容・実施時間について更に機能強化した新バージョンを制作しました。
 

 
■『アタマカラダ!ジム』の概要 URL:https://eucalia.jp/atamakarada/
 ライフスタイルの変化、医療技術の進歩などにより人生100年時代が提言されるなか「カラダの健康」、「ココロの健康」に加えて、「アタマの健康」についても注目していく必要があります。この“3つの健康”に対する社会的要請に対応すべく開発したのが軽度認知障害(MCI)の早期発見テスト及び認知症リスク低減運動プログラムを搭載したデジタルコンテンツ『アタマカラダ!ジム』。有酸素運動を行いながら、脳の各ドメインを刺激するデュアルタスク運動を定期的に実施するというプログラムです。
 軽度認知障害(MCI)早期発見テスト「MoCA-J」にて認知機能を6つのドメイン【記憶機能】、【実行機能】、【言語機能】、【視空間認知】、【注意・集中・ワーキングメモリ】、【見当識】で多面的な数値評価も可能です。
 2018年10月には、「運動×脳刺激プログラムの定期的実施による認知機能変化に関する観察研究」と題し「第37回日本認知症学会学術集会」にて成果発表を行いました。
 
 当プログラムは東京大学大学院薬学系研究科機能病態学教室富田泰輔教授、東京都健康長寿医療センター研究所鈴木宏幸先生監修のもと、JR東日本スポーツ株式会社、パラマウントベッド株式会社、株式会社キャピタルメディカの共同事業として企画運営しています。
 なお、『アタマカラダ!ジム』は特許出願中です。
 

 
■『アタマカラダ!ジム』新バージョンの特長
 第3弾となる新バージョンの制作にあたり、弊社運営施設である「クラーチ」以外の介護施設でも導入し検証を重ねました。

◎操作性の向上
 iPadからだけでなく、様々なデバイスで実施できるようアプリ版(iOS)からWeb版へ移行しました。また、管理画面や動画選択画面の操作性を高めるため、ユーザーインターフェースを全面刷新しました。これにより導入時の負担を大幅に軽減するとともに、快適な操作が可能になります。

◎プログラム内容の改良
 利用者様の介護度に応じてトレーニングの難易度が選択できるよう、新バージョンを制作し動画ラインナップを揃えました。加えて、トレーニング全てに動きのガイドをつける、リズムが取りやすい音楽を採用する等、より楽しく取り組みやすいプログラムにしました。

◎実施時間の柔軟性
 従来のバージョンは、「準備運動、トレーニング、クールダウン、口腔体操」が1つになった30分推奨プログラムのみでしたが、これに加え、実施時間を短縮した15分版を制作しました。30分版と15分版を選択できることで利用用途が広がり、介護施設様毎に希望する時間枠で実施できるようになりました。
 上記推奨動画の他、個別動画を任意で組み合わせ、介護施設様毎にオリジナルプログラム動画として再生可能な新機能も追加しました。
 
 今後の取り組みとしては、利用者様の認知機能状態に応じた個別プログラムの提案やプログラム実施による身体への影響(瞬発力や筋肉量の変化等)の可視化により、利用者様への効果性やモチベーション向上への寄与を目指していきます。